目線を合わせるミラクル和室

和室の使い方は様々です。

和室の使い方には、
いどころ、しどころ、もてなしどころ
という3つの使い方があります。

ゆったりとくつろぐ、
趣味をたのしむ、
お客さんをもてなすなど、

多目的に使えることが
和室の最大の魅力です。

従来の和室のレイアウトは、
リビングとは独立していて、

2間続きで広縁付きという
ケースが多く見受けられました。

しかし、最近ではその考え方が
見直されてきており、和室を
リビングとつなげて使うという
傾向が多くなってきています。

実際、私がお手伝いした方で、
和室とリビングを独立させてつくった方を訪問したところ、

「実はあんまり和室使ってないんです。」

と嘆いていた方がいらっしゃいました。

その方は両親が泊りにくるから、
とゆう理由で、和室を独立させること
にされた方です。

何度か和室についてお話しましたが、
最終的には独立させるという決断をされました。

和室をリビングとつなげて使うと、

・奥様の家事の場所になり、
・育児の場所になり、
・子どもの遊び場になり、
・ごろっと横になる
・くつろぎの場所になり、
・お客さんをもてなす場所

になるのです。

これほどいろいろな使い方ができる場所は、
和室ぐらいでしょう。

将来同居することになり、和室に両親が
住むことを考え、和室を独立したスペース
として必要とされる方もいるでしょう。

それはそれで何も問題はありません。

和室の重要性に気づくことが大切です。

和室の使い方によって、間取りは大きく
変わってきます。

むしろ、和室の使い方がわかっていない
とプランは作れません。

様々な使い方ができる和室を
どのように使うのか。

それはあなた次第です。

じっくりと考えてください。

<<目線を合わせる>>

私は独立させなくてはいけない
特別な理由がない限りは、個人的に
は和室はリビングとつなげることを提案します。

理由は卖純で、そのほうが和室の
使用頻度があがるからです。

和室の戸を開けておけば、
空間的にも広く感じますし、
様々な使い方ができますし、
いいことづくしです。

和室をリビングやダイニングと
つなぐ場合、考えておくべきことがあります。

それは“高さ”です。

和室は基本的には“床に座る”空間です。

それに対し、リビングやダイニングは
ソファやイスに腰を掛けることになります。

そのとき、ちょっとしたズレが生じます。
それは、
“目線の高さのズレ”
です。

ソファやいすの座面の高さは大体40cmほどです。

つまりその分、和室にいる人を
見下ろすようなかたちになるのです。

これを解決する方法が、高さを変えるです。

和室を一段高くするという方法です。

例えば、イスの座面の高さ40cm分、
和室をUPしてあげます。

そうすると、和室に座った人とリビングの
ソファに腰掛けた人との目線が
同じ高さになり、落ち着いた空間となります。

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また、和室の床に使う材料は畳ですが、
リビングはフローリングです。

異なる素材を使っているので、
同じ高さ・同じ面に異なる素材がくるよりは、
高さを変えてしまったほうがインテリアの面でも良いです。

2〜3cmのちょっとした段差よりも、
むしろ30cmを超えるような段差の方が
安全だと言われております。

ただ、全く段差をつくりたくないという方は、
ムリに段差をつくる必要はないので、
同じ高さにしてあげるのがいいでしょう。

使われていない和室は寂しがっています。

現代の生活スタイルに合った使い方を考え、
和室をにぎやかに使ってあげましょう。